
マウスピース矯正とは?
ワイヤーやブラケットを使わず、薄く透明なマウスピース型の装置で歯を動かす新しい矯正方法です。 目立たず、周囲の人に気づかれにくいのが一番の特徴です。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い
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ワイヤー矯正
- 取り外しの必要がない
- 適応できる治療の幅が広い
- 取り外せないので食事や歯磨きがしにくい
- 器具が凸凹しているので口の中を傷つけやすい
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マウスピース矯正(インビザライン)
- 取り外しができる
- マウスピースが透明だから目立ちにくい
- 比較的痛みが少ない
- お口の中を傷つけにくい
- 通院回数が少ない
- マウスピースの管理が必要
- 治療が難しいケースもある
インビザラインとは?

1998年に矯正先進国のアメリカで誕生し、現在は世界70カ国以上、500万人以上の矯正治療に使用されている世界中の多くの方に支持されている画期的で新しい治療方法です。
iTero を使った当院のインビザライン

当院のインビザラインによる矯正治療では、「iTeroアイテロ」という3D光学スキャナーを使って歯の形状や歯列の状態を撮影します。そして、画像データをもとにコンピュータ上で、3Dの歯型画像を作製します。
3Dモデルのデータを使って歯の移動をシミュレーションした上で、最適な治療計画を立てマウスピース型の矯正装置アライナーを作製します。
このiTeroを使うことで、歯の形状を精密に計測でき、精密な矯正装置を作製することができます。
マウスピース矯正の
メリット
- 1.目立たない
- 薄くて透明なマウスピースを使うので矯正していることに気づかれにくく、見えたとしてもワイヤー矯正のような違和感が少ないという利点があります。
ワイヤー矯正と比較し、装着時の違和感も少なく、見た目の美しさを重視したい方におすすめです。 - 2.清潔度が高い
- マウスピースは、歯の移動に合わせて定期的に新しいものに変える使い捨ての矯正装置です。
その為、装置や口腔内の清潔さが気になる方に向いています。 - 3.いつでも脱着できる
- マウスピースは好きな時にいつでも脱着できるので、イベントや大事な打ち合わせの時などには外すことが可能となります。
また、食事の際や、ブラッシング時にも装置を外すことができるので、ワイヤー矯正に比べて少ないストレスで過ごすことができます。 - 4.食べ物の制限がない
- ワイヤー矯正では固い食べ物を避けた方が良いと指導しますが、マウスピース矯正は外して食事ができるので食べるものの制限がありません。
また、装置に食べ物が挟まる不快感が無いのも大きなメリットです。
マウスピース矯正の
デメリット
- 外している時間が長いと矯正の効果がシミュレーション通り得られない
- 装置を外した時に紛失や破損する可能性がある
- ワイヤー矯正に比べるとエビデンスが少ない
- 医薬品副作用被害の救済制度を使うことができない
マウスピース矯正治療についてのよくある質問
- Q
マウスピースを装着したまま飲食はできますか?
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A
食事の時は基本的にマウスピースの取り外しをお願いしています。 マウスピースをつけたまま食事をすると、マウスピースが汚れたり、割れたりする場合があります。 もしマウスピースを装着したまま食事をした場合、歯とマウスピースの間に食べ物が入り込んでいる可能性があるので、食後なるべく早く歯磨きとマウスピースの洗浄をして下さい。 お水はマウスピースを装着したまま飲んで構いません。 お茶なども装着したまま飲むことは可能ですが、着色の原因となってしまう可能性があるため、マウスピースを外していただいた方が無難です。